ストーリー

テレビ業界の頂点を目指すチャック・バリス(サム・ロックウェル)は、奇妙な恋人関係を築くことになるペニー(ドリュー・バリモア)と出会ってから、視聴者参加型の斬新なテレビショーのアイデアを思いつく。
しかしそれは却下され、失意の日々を過ごすところに、謎の男ジム・バード(ジョージ・クルーニー)にバーで声をかけられる。

CIAの秘密工作員となり、合衆国のために暗殺に関与せよという唐突な依頼。半信半疑ながら承諾したチャックは、メキシコシティで任務をこなす。
そして、帰国すると、却下されたはずのアイデアが採用になり、テレビプロデューサーとしての華々しいキャリアがスタートした。
同時にCIA工作員としても活動する二重生活を余儀なくされ、東ヨーロッパの国々では、美女パトリシア(ジュリア・ロバーツ)や変り者キーラー(ルトガー・ハウアー)といった同業者と知り合う。

パトリシアに一目惚れした彼は任務の度に彼女との逢瀬を重ねるが、次第に制御不能に陥り始める。ペニーとパトリシアの間で心が揺れ動き、テレビの仕事では低俗化を派手に叩かれ、キーラーが突然死した。
ついに番組を何本かカットされたチャックは、自分の人生を取り戻すべく、自分を毒殺しようとしたパトリシアを逆に毒殺。CIAの仕事にケリをつけ、自らの半生をタイプライターで書き始めるのだった。


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